なかよし  チームマスタング!






美味しいもの大好き。

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ

さっ

ぺしっ

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ

がし(掴み)

がし(掴み)

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ

「ハボック少尉のドーナツ、本当に美味しいですね」
「私にも食べやすい甘さです」
「ばーちゃん直伝のドーナツだぜ〜。うまいだろー」
「油っこくねぇからいくらでも食えるな」
「お前はいつでも食いすぎじゃね?」
「るっせーよ」



昔遊びin軍部

「ハボック少尉。何をしているんだね」
「メンコにロウ塗ってます」
「メンコ?」
「へい」
「めんこ 【面子】円形または長方形で表面に絵や写真のあるボール紙製の玩具。二人以上で互いに自分のものを出し、地面にたたきつけ合って、風の力で―」
「大佐!ハボック少尉の隊ではメンコが流行っているそうなんです。僕も参加させてもらうんですよ」
「ほう、懐かしいな。しかしハボック少尉。メンコにロウを塗るのは卑怯だろう」
「そうですか?うちの田舎じゃよくやりますよ?」
「私の田舎ではセロテープを巻いてましたな」
「僕はメンコって初めてです」
「フュリー曹長、こいつらの言うことを信じてはいかん。ロウを塗るだのテープを巻くだの、そんなものはルール違反だ。邪道だ」
「え〜〜、一枚にどれだけ手間隙かけるかってことでしょー?」
「そんな暇があるなら技術を磨け。己の技量で勝負しろ」







新作パン

「ハボック少尉ただいま帰りました〜」
「お疲れ様、少尉。ふんわりクリームはあった?」
「ハボック、照り焼きチキンサンドはまだあったか」
「はいはい、どっちもちゃんとありますよ。急いで行ったんだから。そんでね、大佐、中尉。新しいパンがありましたよ」
「「!!」」
「『ふんわり生地にクランベリーとオレンジを織り込んで、クッキー生地で包んで焼きあげました。外はサクっと、中はふんわり。どうぞお試しください』だそうッス」
「それも!それも買ったか!?」
「何?どんなパン?見せて。食べる」
「もちろん即お買い上げっス。はいどうぞ」
「おお!」(喜)
「中尉も」
「ありがとう!」(喜)
「んじゃ俺も」


「「「いただきまーす」」」

ぱくり。もきゅもきゅ。

「うん、うまい」
「おいしい」
「うまいっスね。…ん?」



「…うっ」
「どうひた、はほっきゅ」(もきゅもきゅ)
「ちょ、だめっス。レーズン……無理…うぅ」(涙目)
「じゃあ食べてあげるわね」(ひょい)
「あ!ずるいぞ中尉!私にもくれ!」
「仕方ないですね。半分にしましょう」
「ありがとう」
「うう…。コーヒーコーヒー」(ごくごくごくごく)
「レーズンってクランベリーのこと?」
「確かにレーズンっぽいな」
「…他はうまいのに」
「これもおいしいわよ」
「これもうまいぞ」









以下、CDドラマ3巻・小説5巻の。微妙にネタバレ。