らぶらぶな日常inお家




「リザさん髪伸びたねー」
「そうね、そろそろ切ろうかしら」
「えー勿体無いっすよ。せっかくこんな長くなったのに」
「また伸びるわよ」
「ショートも似合うけどこの至福の時を手放すのはヤダな〜」
「いいからさっさとして」
「サラサラだ〜v」
「もう自分でするわ。ブラシ貸して」
「ダメでーす。俺がするんでーす。じっとしててよ」
「じゃあさっさとしなさい(怒)」
「何朝から怒ってんの。ほーらリザさん笑顔っすよ、え・が・おv」
「貴方が怒らせてるんでしょう!」




非番が重なった日

「ねえジャン、この変な色の服借りてもいい?」
「いいよー着て着てー」
「ありがとう」(もぞもぞ)

「……」
「…何?あなた目つき変よ?」
「リザさんリザさん、今日一日そのカッコでいてv」
「バカなこと言ってないであなたも服を着なさい」(ごそごそ)
「バカじゃないやい!男のロマンだい!って下穿いちゃダメ〜!!」

ジャコッ

「ジャーン?」
「ごめんなさいロマン捨てて服を着ます、だから銃は仕舞ってください」
「わかればよろしい」


「・・・っ・・・くっ・・・・・・」
「そこ左ね〜」
「え!?左!?ひだ――ああっ!」
「あら〜、やられちゃった」
「ジャン、言うのが遅い!死んじゃったじゃない!どうしてくれるのよ!」
「ええ〜〜俺のせい?」


おひるね


ペディキュアに挑戦

「ねえ、まだ?」
「・・・ん」
「ねえジャン、私暇なんだけど」
「・・・ん」
「(聞いてないなコイツ/ムカ)ジャーン?」
「・・・もうちょい待って」
「(はあ)」

数分後

「あとは自分でするからもういいわ」
「あ、ちょっ、動かないでよ!」
「爪一枚塗るのに何分かかってんのよ。いい加減厭きたわ!」
「初めてなんだから時間がかかんのは仕方ねえっしょ。ハイ、じっとしてくださーい」
「もう、あ〜き〜た〜!」(どさ)
「そのまま寝ちゃダメっすよー?爪乾いたら遊ぶんだから」
「今遊ぶ〜」
「コレ済んだらねー」



更に数分後


「おっしゃ出来たー!リザさん見てー」

「・・・リザさーん?」

すうすうひよひよくうくう

「寝ちゃったのね・・・。ん〜、とりあえず足撫でとこ」(さすさす)
「・・・ん」
「リーザさーん、あーそびーましょ」(なでなで)
「(すうすう)」
「・・・ちゅーしちゃいますよー?」

ちゅ

「・・・ぅん・・・・・・」
「本来、意識の無い相手には手ぇ出さないんだけどねー俺って」(ごそごそ)
「ねえジャン?」
「ハイィ!?」
「夫婦間でも恋人同士でも強姦罪って成立するって知ってた?」
「はい、存じ上げております。(いつから起きてたんだよー!ひー)」
「どうして私の服がたくし上げられてるのかしら?」
「悪戯好きな妖精さんの仕業だと思いまっす!」


「じゃあその妖精さんと遊ぼうかしら。さっきからヒマしてたのよね」
「いやいやリザさん。妖精さんは悪戯好きなんで止めといた方がいいですよ。こういうコトされちゃうかもしんねぇし」(ごそごそ)
「妖精さんの悪戯なんて可愛いじゃない、服を捲るぐらいで。どこかのバカ犬は下脱がすけど。ねえ、ジャン?妖精の方がいいと思わない?」
「んー、そのわんこは遊んでほしいんじゃない?気を引こうとしてんでしょ。可愛いじゃないすか」
「気を引くために人の服を剥ぐ犬なんて可愛くないわ。私は可愛い妖精と遊ぶの」
「でもほら、妖精さんはフェアリーランドに帰っちまったし。ここはひとつ、わんこと遊んどきましょv」(ぬぎぬぎ)
「仕方ないわね。馬鹿な子ほどかわいいっていうし」
「わーいv」(さわさわ)







お店屋さんごっこ

「ここ空いてるかしら?」
「いらっしゃいませどうぞー」

よっこらしょ

「禁煙席がいいんだけど」
「申し訳ございません。禁煙席はただ今満席となっております」
「なら仕方ないわね」(ひょい)
「あ」
「今からここは禁煙」
「お客様ー。喫煙席を禁煙席に変更される際にはオプション料金をいただく事になっているんですが」
「オプション料金〜?」
「はい、べろちゅーでございまーす」




食事当番

今日の夕飯はカレー。



「リザさん、美味しい?」
「・・・(もっきゅもっきゅ)」(こくり)
「よかった。今日はねー、隠し味にチョコレート入れてみました。そしたらコクのある甘みが出るんだってさ」
「・・・(もっきゅもっきゅ)」(こくり)
「サラダはねー、トマトが切れてて残念だけど、勘弁してね」
「・・・(もっきゅもっきゅ)」(こくり)
「リザさんてカレー好きだよね」
「・・・(もっきゅもっきゅ)」(こくり)
「てぇか細っこい割には結構食うよね」
「・・・(もっきゅもっきゅ)」(こくり)
「残りのカレー、明日はもっと美味しくなってるからね」
「・・・(もっきゅもっきゅ)」(にっこり)